日本と海外のちがい〜更年期の捉え方〜

アメリカで暮らす女性の話だと、更年期についてはオープンで相談しやすい雰囲気だそうです。
更年期に限らずなんでも体調のことを話すが普通です。
またアフリカにここ数年前からお住まいの日本女性は、アフリカには「更年期」という言葉は聞かないそうです。認知度がないというよりは、これが更年期だという認識がないそうです。普通の不調という捉え方です。これらの話から伺えるのは「更年期」というものをあまりネガティブに捉えていないということです。
海外のYouTubeをはじめとする動画サイトで更年期に関する動画を検索すると、かなりの投稿がありました。また閲覧数も多くあります。それは身近なもの・一般的なものだという裏付けです。
更に発見したのは、海外で共通する点は、「更年期を恥ずかしいと思っていない」ということです。
生きている上で当たり前であり、受け入れていると感じました。


しかし逆に日本の女性は「女性ではなくなってしまった」といってショックを受ける方が多くおられます。
これは良くない・悪いということでなく、民族性や国民性、お国柄や文化の違いだろうと思います。
海外では、女性や更年期に特化したメディアもあり、アメリカのドラマを見ていると会話のなかに更年期の話題が普通に出てくることがあります。日本ではまだまだ少なく、たまにテレビで取り上げられる程度です。SNSでも流れることはあまりありません。

ここまで女性更年期の海外と日本の違いですが、
男性というと、女性より更に差があります。
日本男性の更年期の特徴は、「恥ずかしい」「知られなくない」ということ。
1人で戦う、弱音は吐かないという武士道やサムライ、言葉少な目がクールと言えば、聞こえはいいのですが、その為に1人で抱え込みがち、内向的な傾向があります。
例え最大の理解者である奥さんにすら打ち明けることができない男性も多いのでしょう。
いや、理解されないと思っているのが男性かも知れませんし、打ち明ける人や話せる人がいないのでないかと推察します。

アメリカは特に何でも話す・話せる人が多く、そしてポジティブです。
日本では話せる人もおらず、ネガティブかつマイナスになりがちです。
ポジティブかつプラス思考になった時、日本はきっと大きく変わるでしょう。