更年期とは?

更年期は、人間社会の「摂理」。

人によって差異がありますが、女性も男性も必ずいつか更年期になります。
大きな要因として「加齢」があり、人間である以上、歳をとるからです。
これは自然の流れ、時の流れであり、それを変えることはできません。
それ故に、「摂理」と言えましょう。
更年期になることは、決まっていることなのです。
にも関わらず、あまり知られていません。
更年期はネガティブでマイナスなイメージがあるからでしょう。
それは「老い」という、いつまでも若々しくありたいという人の欲望からです。
人として当然かも知れません。いつまでも楽しく過ごしたいでしょう。
私もそうです。楽しい時間はずっと過ごしたい。
しかし、決まっていること”摂理”を拒絶することはできません。
太陽が東から出て、西に沈むのは変えようがなく、拒否できません。
それと同じです。

更年期とは、ネガティブでもなく、「老い」というマイナスでもありません。
これまで”生きてきたよ”という証なのです。
そして、これからも生きるために必要な、より良い人生の為の通過点であり、試練です。
試練というと難しく感じますが、「社会、人との繋がり方」です。
これからは「人との繋がりを大事にして生きてね」という試練です。
人は1人では生きていけません。だから人間社会なのです。
更年期の症状とは辛く大変なものですが、「人との繋がり」を改めて気付かせてくれるものです。